最近の若手は相手の行為をそのまま受け取れないらしい
というのは何気なくおごってもらったり、ものをもらったりすると、すぐにお返しをしようとする
私の考えが古いのだと思うけれど、おごったり、何かをあげたりする行為って、行為をした人にとって「自分が気持ちいいから」という理由なんですよね
ここには打算なんてものはなくて、ただただ受け取ってもらえるだけで嬉しいのです
それを最近の若手は受け取れない
これを「貸し」だと受け取るから、不要な貸しを受け取ったら「返す」ことが必要になってきてしまうので、さっさと返すのである
あげた方は、お返しなんてどうでもいいと思っていたし、「いちいち気を遣わせたな」と思って申し訳ない気持ちになるし、そんな相手をいちいち可愛がろうと思えない

この感覚の差が最近の若手の生きにくさであり、職場で浮く原因なんだろうなと思う
ある最近の若手がかなり前に言っていたのは「人からもらう行為に、善意なものはない。貸しになって取り立てがいつかある」と
人を信じないような発言であり、物事をすべて貸し借りのレベルで考えるのだから、生きづらいだろう
全員が全員この考え方ではないだろうけど、私からするとねじ曲がっているように思える
貸し借りをしないというのは、なんというか、潔癖に生きようとするところであるが、物事を貸し借りに落とし込んで、貸しを作らない生き方とはお互いの人間関係を希薄にするだけ
若手に何かを教えるのは、貸しを作るためではなく、単純に仕事をみんなで達成するためだから
仕事は仕事であって、貸し借りというレベルではない
壮大な目的があって、そのために手を取り合って向かっていくわけである
目先のことなんてどうでもよくて、お互いに助け合えるからこそ困難なことでも解決できるわけです
そうやっていちいち貸し借りなんてものを気にしてもね・・・


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